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ヒロシマナガサキ



「ヒロシマナガサキ」はアカデミー賞ドキュメンタリー映画賞受賞のスティーヴン・オカザキ監督が25年の歳月をかけて完成させたドキュメンタリー映画です。
500人以上の被爆者に会い、取材を重ね、14人の被爆者と、実際に爆撃に関与した4人のアメリカ人の証言を軸に、貴重な記録映像や資料を交え製作されています。


いつものうだるような暑さの中、今日広島は62回目の原爆の日を迎えた。

いつもの平和宣言、首相参列、各国からの参列も毎年増えている。

そして、被爆者の平均年齢が74歳と高齢化している。風化させないために、
ぜひともこういった映画を若い方に、是非見てもらいたい。
幼少より、平和教育の一環として映画やドキュメンタリー
などは、学習するにあたって大変良い教材だと思います。

決して嫌なことに目を背けてはならない。

過去に起こったことは変える事は出来ない。

今、生きている人間は、未来のためにどういうことを成すことができるか
考えるべきだ。



朝日新聞社説より


この夏、日系米国人のスティーブン・オカザキ監督の映画「ヒロシマナガサキ」が日本で公開されている。
 この映画が画期的なのは、米国で4000万世帯が加入するケーブルテレビが、制作資金を出したことだ。そのケーブルテレビで6日から全米に放映される。

 映画は被爆者14人と、原爆を投下した米軍機の乗員ら4人の証言でつづられる。投下の瞬間や、治療を受ける被爆者の映像が生々しい。500人の被爆者から話を聞き、完成まで25年を費やした。

 オカザキ監督は「9・11のテロ以降、米国人は核兵器が使われるのではないかということに現実味を感じている。今ほど被爆者の体験が重要な意味を持つ時代はない」と語る。

 広島では14万人が犠牲になり、長崎の死者は7万人に及んだ。生き残った人や後から被爆地に入った人も放射能の後遺症に苦しんだ。その恐怖を米国も共有する時代になったのだ。

 久間発言によって鮮明になったことがある。日本の国民には、核を拒否する気持ちが今も強く生きているということだ。それを世界に示したことは、思わぬ効用だったかもしれない。

 この怒りを大切にすること。それは日本の使命である。


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